申請できるうつ病の症状

看護師

等級は3つ

障害年金の認定には基準があります。「このくらいの障害があるなら、等級は○級。このくらいの援助が必要」という基準です。等級には1級から3級の3段階あります。障害が軽いものから3級、2級、障害の状態が重い場合は1級、というふうに分けられています。障害年金3級の認定を受けるうつ病の状態は、日常生活はおくれるけれど、仕事に影響が出てしまい、上手く働くことができない場合に該当します。2級では、うつ病の症状によって日常生活に影響が出てしまい、支障が出ている場合に該当します。1級の場合は、うつ病の症状によって、日常生活がおくれる状態ではなく、常に他者の援助を必要としている場合に該当します。この等級が、障害年金の受給に深く関係しています。障害の程度をわかりやすくすることで、どの程度の援助が必要なのか判断する材料になるのです。

日常生活にどのような支障がどの程度あるのか

等級を決めるポイントとなる「日常生活」というのは、うつ病を発症している方が独り暮らしをしていることを想定して、7つの項目を「1:できる。」「2:自分でできる。時には助けが必要。」「3:できない。助けがあればできる。」「4:できない。行なわない。」の4段階から評価を決めます。7つの項目というのは「1:食事の準備から量やバランスも含め、適切な食事を行えるか」「2:着替えやお風呂、掃除などの身の回りの清潔を保持できるか」「3:お金を適切に管理することや、買い物などを一人でやりくりすることがほぼできるか」「4:定期的な通院や服薬、病状などの説明をできるか」「5:集団行動や会話ができるか」「6:事故などから身を守ったり、救助を求めたりなど、安全保持や危機対応が適切に行えるか」「7:銀行や公共施設など、社会生活に必要な施設や手続きの利用が一人で出来るか」などです。これらの結果から、日常生活に対する能力がどの程度なのかを測ります。

日常生活に対する能力はどの程度なのか

以上のことを踏まえて、日常生活に対する能力を5段階から判断します。「1:社会生活が普通に行える」「2:家庭内の日常生活は行える、社会生活は援助が必要」「3:家庭内の単純な日常生活は行える、時には援助が必要」「4:日常生活や身の回りのことに多くの援助が必要」「5:ほとんど身の回りのこともできないため常に援助が必要」といった5段階から、もっとも状態が近いものを選びます。つまり、障害年金を受給する決め手となる等級は、日常生活にどのような支障があるかを判断する7つの項目と、日常生活に対する能力がどの程度あるのかを判断する5つの評価を総合的に見て、等級が決まります。必ずしもすべてがこのように認定されるわけではありません。障害年金を申請する際のひとつの目安としてとらえておきましょう。

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